中世犯罪博物館(1) (JP)

中世犯罪博物館(Mittelalterliches Kriminalmuseum)

見ているだけで、痛みを感じそうな、拷問道具の展示で有名な博物館がドイツにあります。

 

(左)博物館を探している途中、街で見かけた「死刑執行人ツアー(Executioner Tour)」。
ペテン師、魔女マニア、悪魔などに関係するスポットを巡ってくれるよう。
(右)博物館の概観。もともとは聖ヨハネ騎士団の騎士たちの宿舎。
郡の役場になった後、1977年から博物館として利用されています。

 

身持ちの悪い女子用の首かせ。頭を大きな穴に、手を小さな穴に入れられ、足にも足かせがつけられ、公衆の面前にさらされました。右の写真のものは、博物館の入り口にあるレプリカ。記念撮影用です。


(左)棘の椅子。2015-2016年に日本各地を巡回した『魔女の秘密展』へ出品された1つ。
この椅子は木製ですが、鉄製の場合、椅子の下か前に火を用意し、痛みと熱さで拷問したそうです。
(中)鉄製の処女。人々が集まる場におかれ、風俗や道徳規定に反した女性を閉じ込めました。ただし、でも数時間後には釈放。扉の裏に棘を打ち付け、拷問道具として使われたものもあったらしいです。
(右)1800年代までローテンブルクの広場におかれ、公衆道徳に反した者が閉じ込められました。

  
(左)不道徳なことをすると、このような辱めの仮面をつけて、2時間広場に立たされていました。
(中)規定より小さなパンを作ったパン屋さんは、この椅子に拘束され、何度も川に沈められました。
(右)博物館ではなく、グリム兄弟ゆかりのシュタイナウでみつけたシュナップ籠という拷問道具。川に沈めるという、同様の拷問に使われました。

 
(左)結婚前、身持ちが悪かった女性は、鮮やかで美しいベールではなく、質素な藁の冠をかぶって、結婚式に臨まなくてはなりませんでした。奔放すぎる女性は、教会ではなく、居酒屋や牢獄で結婚・・・。婚姻後7カ月以内に出産した夫婦にも、婚前交渉があったということで、罰が下されました。
(右)戦争などのため、家を不在がちだった中世の男たち。妻が浮気しないよう、家を空ける際は、このような貞操帯を付けさせていた人もいたそうです。


(左)罪人の手を切断するために使われた斧。
(右)車輪に斧を付けたこの道具も、処刑に使われました。

(2)につづく。

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