ラトヴィアの太陽博物館(JP)

太陽博物館(Sun Museum, Saules Muzejs)


もう一度、ラトヴィアに行くことがあれば、絶対に行きたかった博物館。
残念ながら、閉館されてしまったようですが、紹介です。

 
案内役のスタッフによると、ラトヴィアでは太陽はとても特別な存在。
太陽が描かれたTシャツも人気だそうです。
「太陽は僕たちを守ってくれる母親のような存在で、女性としてみなされています」とのこと。
この辺りの地域は緯度が高いため、冬は長く、寒く、日照時間も短いです。
そのため、光と暖かさをもたらす太陽は大歓迎!

これはキリスト教到来以前にあった信仰「ペイガニズム」の伝統ですね。
「現在では、太陽に感謝するのは、日常というより、お祭りのときですね。夏至の時期には焚き火をたいて、その上を飛び越えるなど、とてもにぎやかなお祭りが各地で催されていますよ」
その際には、太陽に関する歌も沢山歌われます。

  

そういって彼がみせてくれたのは、ベルや太陽のシンボルをつけた「杖」らしき棒。
「リズミカルに音を鳴らして、悪霊と戦い、やっつける楽器なんです」
かつて、ハンガリーでも友人から同じような話を聞きました。
木でできたハンマーのような楽器、ぐるぐる回すと耳をつんざくような音。
それも悪霊退治に使われるというのです。
悪霊が鬼のような存在とすれば、日本では節分のように追い払うか、桃太郎のように退治されるわけで、音を使う話はあまり聞かない気が・・・。
イギリスの魔女術と魔術の博物館で、悪霊を閉じ込めた瓶を見つけましたが、世界には他にどのような方法があるのでしょう!


ここは、Iveta Grazuleというラトビア人女性が、1999年以来、世界43カ国で収集してきた太陽にまつわるオブジェが展示されていました。
木、紙、陶器、ガラス、鉄などの金属などのオブジェが350点以上。
中には椰子の実でできたのも!
太陽が描かれた杼(糸紡ぎの道具)のコレクションは飾り物と間違えたほどかわいらしい。
それらに、世界各地から寄付を合わせ、ヨーロッパ唯一の太陽の博物館として、2008年にオープンしたのですが、2016年頃、閉館したようです。
もしご情報お持ちの方いたら、ぜひご一報くださいな。

訪問日:2010年4月14日
かつての住所:Vaļņu iela 30, Centra rajons, Rīga, LV-1050, Latvia
かつてのホームページ:www.saulesmuzejs.lv

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