魔女術と魔法の博物館(3) (JP)
●女神(Goddess):世界各地の女神像、ここに集結!
●角神(The Horned God):キリスト教では悪魔にされた、角の生えた土着の男神
●妖精の世界(The world of fairy)
いろんな妖精 小さな穴からピクシーが見えるかもって?
●占い(Scrying, divination & fortune telling)
紅茶占いに使われたカップとお皿 タロットは魔女さん十八番の占いだったそうです。
自動タロット占い機。今は寄付金ボックスです。
●海の魔女(Sea witches):ボスカーソー村のような漁村の魔術について
イギリスの漁村では昔から魔女が活躍していました。
お守りをつくったり、風を縄に捕まえて売りつけたり。
●呪文と魔除け(Spells and Charms)
心霊術に使われていたボード 家の中の悪霊を閉じ込めていた瓶
誰かと距離を置きたいとき、何かを手放したいとき、魔女に相談すると、それを象徴する物を、この「消失箱」に入れて、交差路に放置していたそうです。
●魔術道具(Magical tools):魔女たちが使っていた道具
魔術用の小さな杖(wand) 魔女といえばほうき!
●儀式魔術(Ritual magic):魔術結社や現代の有名な魔女たちのコレクション
魔術結社「A∴A∴(銀の星)」の儀式用ローブ 魔術結社「黄金の夜明け団」の道具
ジェラルド・ガードナーの著書とコレクション
ドリーン・ヴァリアンテの著書 アレックス・サンダースの儀式用の道具
最後、展示を終えたところには「季節の輪Wheel of the Year」と魔女の祭壇が!
祭壇 中を拡大して撮影
季節の輪Wheel of the Year
小さいけれど、ミュージアム・ショップもあります。ここでしか売ってない、オリジナルのグッズやお守りもあって、お土産に最適?!
マグネットを買ってみました🌟 オリジナルの袋に入れてくれます。
館内には、現代のウイッカに関する展示品はほとんどなく、伝統的な魔女術(民俗資料)が大半で、最後に少し儀式魔術関係のモノが展示されています。
まとめると、セシル・ウィリアムソン、個人のコレクションが母体なので、彼の主義に合ったものが展示されている印象。現代魔女術について学べる博物館というより、イギリスの地方の古いものを集めた、民俗資料館が実態に近いです。