ヴィクター・ワインドの好奇の博物館(2) (JP)

  
骸骨ポテトのボックス。           サングラスをかけた骸骨。

 
邪悪な魔女のイメージ。                            カニなどの動物の骨格。

展示品は入れ替わり制。
ドードー鳥や双頭の猫の骨格標本に、マクドナルドのおまけのおもちゃがみられることも。

 
一番奥には、檻に入った虎(骨のみ)、天井にはフィジーで見つかった人魚(雄)のミイラ。

 


その手前には机といすが置かれ、壁に並ぶ日本の春画やインドのカーマ・スートラなど、性愛シーンをじっくり眺められるようになっている。

  

  
こちらは、「アガペーのグノーシス寺院(Gnostic Temple of Agape)」。
数百年もの間、イニシエートされた者たちが、神からの愛の贈り物を讃え、呪文を創りだし、錬金術を行い、天使と別世界のスピリットを召喚するために使われていたが、ある場所から移築されたとか。
動物の骨格や角、怪しげな小瓶、いわくありげなペンタクルで埋め尽くされている。

さて、この奇妙な博物館の持ち主は、ヴィクター・ワインドというアーティストだ。
ティーンエイジャー時代をパリで過ごした後、ロンドンのSOASにて中世イスラム史を学ぶ。卒業後はパリの英国カトリック教会にて園丁として働きつつ、小説や詩を創作。やがてロンドンにて陶磁器を、南フロリダ大学で美術を学んでいる。
展示品は、他の美術館から借りることもあるが、大半はオークションやフリーマーケットで購入した、彼の私物だとか!
個人の趣味の展示場、まさに「驚異の部屋」だ。

なお、The Last Tuesday Societyという名は、19世紀の心理学者で哲学者のアメリカ人ウィリアム・ジェームズ(1842-1910)が、ハーヴァードで始めたサロンに由来する。

 

一階のパブに戻る。

  

  

天井にも小動物の剥製や骨格標本が飛び交っている。

 
壁にはケイオス・マジシャンに多大な影響を与えたオースティン・オスマン・スペアの作品の数々。この日はスぺアの特別展が開催されていたが、普段でもいくつかは見られるらしい。

ロンドンに行くことがあれば、のぞいてみる価値あり、です!

訪問日:2017年8月25日
開館日:火曜日・・・午後6時~10時。水曜日~日曜日・・・正午~午後10時半。
所要時間:早足なら10分ほど、じっくりなら1時間ほど
料金:6ポンド(お茶代と小図録つき)。※火曜日は2.5ポンド。
住所:11 Mare Street, London E8 4RP (Hackney)
連絡先:44 2079983617, info@thelasttuesdaysociety.org
ホームページ:http://www.thelasttuesdaysociety.org/
最寄り駅:Bethnal Green駅 (Zone 2)。Liverpool Street駅から、OvergroundかCentral Lineで1駅。
行き方:Bethnal Green駅から、Cambridge Roadを北に向かって進む。橋を渡ると、左手に見える。

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